- 耳鳴りがするようになったらやるべきこと
- 通院・服薬 入院を決断するタイミング
- 入院中の生活の様子
- 治療しても完治しなかったらどうするの?
耳鳴りがするようになったらやるべきこと
耳鳴りへの気づき→病院への受診が早ければ早いほど完治する可能性が高い
突発性難聴の初期症状(耳鳴りや耳がこもった感じ)は違和感を感じにくい
人によっては耳がこもった感じがするので、気のせいかと見過ごしてしまう方もおられると思います。耳鳴りの他に目が回るような症状や、吐き気がするような症状のある方は、すぐ病院にかかられる方が多いです。
耳鳴りがちょっとでもするようになったら家族に相談する
突発性難聴は発症してから治療に至るまでのスピードが重要なので、たとえ耳鳴りが気のせいだと思う程度だと感じても、家族にすぐ相談して病院を受診してください。
私は耳鳴りを気にするようになってから3日ほど経っていたので気づくのが遅い方でした。
通院・服薬→入院を決断するタイミング
通院・服薬を始めてから1週間経っても改善しなかったら入院が必要
病院にかかったらまず聴力検査を受ける
耳の中に何か詰まっていないかどうかも医者は確認しますが、耳鳴りがする時点でまずは聴力検査を受けることになります。ヘッドフォンをつけて高音域・中音域・低音域のどの辺りが聞こえにくいか検査されます。
耳鳴りの改善に効く薬の他に、抗不安薬を処方される場合もある
耳鳴りの原因が精神的なストレスに由来する場合もあるので、直接耳鳴りの改善に関係する薬の他に抗不安薬を処方される場合があります。したがって一度に飲む薬の種類も多くなります。
薬を飲み始めてすぐ効果を感じられたかったら、入院するために大きな病院を紹介してもらいましょう。
入院中の生活の様子
治療方法は至ってシンプル
ステロイドの点滴をひたすら受ける
ステロイドは免疫力が下がったり血圧が上がるなど他にも副作用が多いです。あまり投与されたくないかもしれませんが、これが最もポピュラーな治療方法なので、点滴を受けながらベッドに横になりましょう。
服薬と聴力検査を繰り返す
入院中は点滴を受けながらベッドに横になっているだけなので非常に退屈です。スマートフォンの持ち込みはOKなのでYoutubeを観たりネットサーフィンをしましょう。1ヶ月ほど入院生活を送って、服薬も続けながら週に1回聴力検査を受けることになります。
私は抗不安薬も飲んでいたので、精神科の先生も毎日私の様子を見に来られました。
治療しても完治しなかったらどうするの?
医者からこれ以上治療を続けるかどうか判断を促される
入院期間の目処は約1ヶ月
前述しましたが、入院中はステロイドという副作用の多い薬をずっと投与されているので、入院して1ヶ月ほど経って治らなかったら医者からは点滴をやめることを勧められます。
最終的には治らないと諦めるしかない
退院後も服薬を続けるかどうかは患者の自由ですが、入院しても治らなかった耳鳴り(突発性難聴)とどう向き合っていくかを医者と相談することになります。残念ですが、もともと片耳が聴こえない人はたくさんいるので日常生活に支障ないでしょうと諦めさせられる方向で話を進められる場合が多いです。
音楽がステレオで聴こえないのは残念ですが、たしかに日常会話ではあまり支障がありません。
いかがでしたでしょうか。この記事が皆さんの参考になれば幸いです。