- メンタルヘルスを崩す前兆
- 精神科・心療内科の選び方
- 休職の手続き方法
メンタルヘルスを崩す前兆
転勤や異動などの環境の変化
田舎から都会への転勤
私は生まれてから地元でずっとのんびり暮らしていたので、東京のような都会へは旅行に行く以外住んだことはありませんでした。むしろ東京は住むところではないと元々感じてはおりましたが、東京に転勤になると会社から辞令が出た際、社員として断ることはできませんでした。
営業職からネット通販のプロモーション職への異動
入社後数年間営業職を担当しておりましたが、県外への出張などもなく、ノルマや残業などもそこまで厳しくなく、OJTで働いていたので、仕事もルーティンでやっていました。異動辞令が出た際、まさか他の職種に就くとは想像していなかったので驚きましたが、気持ちを新たに東京で頑張ろうと決心しました。
しかしこの大きな環境の変化が自分を追い込む原因になってしまいました。
環境が変わった後の身体の不調
夜眠れなくなった
終電前に家に帰ったり仕事の持ち帰りが当たり前になっていたので、働くことと休むことの身体のスイッチが効かなくなってしまいました。
体重が激変した
たくさん食べているつもりでもトイレに行くことが頻繁になり、気づけば3ヶ月で5kg痩せていました。
物忘れが激しくなった
さっき物を置いた場所がどこだったのかすぐに忘れてしまうようになり、仕事中もうっかりミスを連発するようになりました。
ここまできていたらあなたの身体もすでに黄色信号です。
精神科・心療内科の選び方
病院へ行こうと決めた時点ですでに赤信号なのでご注意ください。
患者が多い病院か、少ない病院か
患者が多い病院
患者が多い病院のクチコミは良いものが多いのかもしれませんが、患者が多いとどうしても待ち時間が長くなります。緊急性が高い場合は受診の予約も融通が利かない可能性がありますので、本当に体調が悪いのなら最初は患者が多い病院は避けましょう。病気を治すのは医者ではなく薬です。
患者が少ない病院
患者が少ない病院に行くと本当に大丈夫か心配になってしまうかもしれませんが、受診時間も長くとってもらえる可能性があるため、医者とのコミュニケーションがスムーズになります。私はすでに体調を崩しながら働いていたので、家から近くて患者が少ないクリニックを最初に受診しました。
休職の手続き方法
薬が自分に合っているかどうかわからない時点で、もう働ける状態ではありません。
薬を服用して体調は改善するか?
抗うつ剤や睡眠導入剤を服用すると
一時的には眠れるようになったり、気持ちも上がったりするかもしれませんが、睡眠導入剤は効き目がどんどん悪くなりますし、抗うつ剤で気持ちも上がりっぱなしになることもありません。しばらくするとまた眠れなくなり、気持ちも大きく落ち込むことになります。
薬の量を増やしてもらうか、違う薬を処方してもらうか
自分に合っているかどうかわからない薬を飲んでいる時点ですでにギャンブルですので、ここまで考えることになったら仕事を休むことを選びましょう。
ドクターストップの書類を医者に書いてもらう
休職診断書
医者に頼めばわりとすぐ書いてもらえます。もう通勤することも難しい場合は郵送で診断書を送っても問題ないと思いますので、休職したい旨を勤務先に伝えましょう。
傷病手当金の申請
休職して働けなくなったら傷病手当金の申請をすることもすでにできなくなっていると思います。まずは申請手続きについて家族に相談し、薬を飲んでしばらく安静にしましょう。
私はこの時点で立つこともできなくなっていました。
いかがでしたでしょうか。この記事が皆さんの参考になれば幸いです。